弁護士さんとの付き合い方

弁護士

スクール経営を運営する上で、会員とのトラブル、インストラクターとのトラブル、ビルのオーナーとのトラブル、ご近所様とのトラブル等、様々なアクシデントが発生します。
その際に、法律的な見解からサポートしてくれる弁護士との付き合いは非常に大切です。

2000年に弁護士広告が解禁されて以来,弁護士さんも広告による依頼者獲得の過熱しています。
弁護士の人数も増加しており、自由競争が激化しており、弁護士さんが相談に乗ってあげる立場から弁護士さんを選ぶ立場に変わっています。

弁護士の専門分野を確認する

弁護士と言えども、様々な分野にわかれています。
離婚問題、借金、相続、交通事故、債権回収、企業法務、消費者被害等弁護士さんの得意な分野があります。
スクール経営のトラブル相談をする場合、「離婚」や「相続」の専門の弁護士に相談するよりも
「企業法務」や「消費者被害」に精通している弁護士に相談する方が良いのは当然です。
弁護士に相談する前に、どの分野が得意なのかを確認しましょう。

相談する前に事前に整理する

実際に弁護士に相談する前に、トラブルとなった事象を時系列的に事前にまとめましょう。
いつからトラブルがあったのか、どのような契約を取り交わしたのか、いくらの金額を請求し、いくらもらったのか?
締結した契約書等の書類だけでなく、やりとりしたメールの内容も準備します。
いつ電話した、いつ来店されたという記録も思い出して書留めておきます。
もし、裁判となった場合、メールのやり取りも重要な証拠となります!
スクール経営をはじめてからの発信メールや受信メールはきちんと保存して、バックアップを取っておくことも忘れずに。

予め時系列に細かく整理することで、弁護士さんとの相談時間を有意義に使うことができます。
事前にメールできる弁護士さんであれば、それを相談前にメールで送ることで説明する時間を短縮できるばかりか
弁護士さんが事前に対策を検討して頂くことも期待できます。

初回の弁護士相談は基本は時間制なので、決められた時間でいかに要件を伝えて、その後すべき対応を決める必要があります。
トラブルの事象が整理されていなければ、あっという間に時間がたって、何の結論もなく終了となるという結果になりかねません。

大きなトラブルになる前に相談

トラブルが大炎上して、相手から損害賠償請求が届いてから弁護士に相談するよりは、
大きなトラブルになりそうな予感があれば早め早めに相談することを心掛けましょう。
早めに相談することで、
証拠や証言を獲得するための機会を得ることができたり、時間かせぎをすることができます。
結果的にリスクや被害が最小になるためのいくつかの方法を選択する余裕がでてきます。

自分にあった弁護士さんを見つける

トラブルになってある弁護士さんに相談した際、「これ裁判すれば、勝てるよ!」「でも、弁護士報酬規程により、これ位かかります!」と言い切った弁護士さんがいました。
年配で高圧的だったこともあり、あまり良い印象を受けませんでしたので、他の弁護士さんを探しました。
結果お願いすることになった弁護士さんは、比較的に若い方で、経験は浅いかも知れませんが、
熱心に状況をヒアリングして下さり、今できることなど具体的にアドバイスして下さったことでこの人なら信用できると思い、その弁護士に依頼することになりました。
結果、被害やリスクは最小限に抑えることができ、この方に相談して良かったと実感しています。

弁護士を選ぶ際は、複数の弁護士に会って、専門分野の経験の有無だけでなく、この先、一緒に頑張ってもらえる方かどうかも重要な判断です。
弁護士報酬も規程では決まっていますが、報酬減額や支払い方法は、十分相談することは可能です。

今は、インターネットで無料で相談できることもできるので、粘り強く良い弁護士さんを探しましょう。
https://soudan.osakaben.or.jp/free/
https://www.bengo4.com/
https://www.toben.or.jp/

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